こんばんは、ノアです。
今回は世界の教養学習7日目、トーラーについての記事です。
トーラーとは、ヘブライ語の聖書の冒頭にある五つの書、いわゆるモーセ五書を指す名称です。
キリスト教徒は、この五書に他のユダヤ教文書を加えたものを、旧約聖書と呼んでいます。
モーセ五書は、ユダヤ教信仰を規定する613の律法の根拠であり、世界三大一神教すなわちユダヤ教、キリスト教、イスラム教の基礎です。
五書の概要は次のとおりです。
・創世記……天地創造の物語と、イスラエルの人々、アブラハム、イサク、ヤコブ、および彼らの家族たちの歩みを語る
・出エジプト記……エジプトを脱出してカナンへ向かう物語を語る
・レビ記……神に礼拝するときの規則と儀式を述べる
・申命記……モーセが晩年に語った、イスラエルの人々の歴史と道徳上の教えについての説教で構成
以前から考古学者たちは、トーラーは紀元前10世紀~前6世紀の間に書かれたものだと考えてきました。