こんばんは、ノアです。
今回は世界の教養学習32日目、ブラックホールについての記事です。
ブラックホールとは
ブラックホールは、巨大な星が死ぬときに生まれることがあります。
最期を迎えた星は、内部に向かって崩壊して、だんだん小さくなっていき、密度が大きくなっていきます。こうして収縮していき、ついには半径ゼロで密度が無限大の点(特異点)といい、密度があまりにも大きいために、近くの光も、その重力から逃れることはできません。この星の近くにあるものは、何もかもがこの黒い点に吸い込まれます。
これがブラックホールの正体です。
ロケットが宇宙空間へ飛び出すときは、地球の重力から脱出できるだけの速度が必要になります。ブラックホールの重力は非常に強く、脱出速度は光速よりも大きいです。
光よりも速いものは存在しないので、何も脱出できません。
特異点の周囲には、脱出速度が光速と等しい境界面があり、これを事象の地平線といい内側に入ったものは、すべて特異点に吸い込まれます。
もちろん、これはすべて理論上の話です。
ブラックホールは光を出さないので、実際に見ることはできません。
ブラックホールの存在が分かるのは、宇宙空間で他の物質がブラックホールの質量と相互作用を起こすからです。
数多くの星々が黒い中心部の周りを公転していれば、その中心にはブラックホールがあるかもしれません。
また、ブラックホールは密度が高いので、近くを通る光は直進せずに曲がってしまうため地球上で天体観測すると、同じ星が複数存在するように見えることがあります。
その場合、地球とその星との間のどこかにブラックホールがあると推測されます。
ブラックホールと物理学者
ブラックホールは、物理学者たちの頭を悩ませています。
量子力学には、エネルギーは生成も消滅もしないという法則がありますが、ブラックホールはこの法則に逆らっているように思えるのです。
ブラックホールの中心に吸い込まれた光は、無限に小さな空間に押しつぶされて消滅したように思われます。
しかし、もしも光が何らかの理由で保存されているとしたら、いつの日か光はブラックホールから脱出できるのではないか? ブラックホールから物質が逆に逃げ出していくことがあるのではないか? こうした疑問は、宇宙物理学でまだ答えの出ていない問題です。
最後に
僕の考えでは光は小さくされているだけで存在はしていると思います。
ですがブラックホールから脱出することは現時点では不可能です。
脱出可能にするには光に何らかの進化をもたらす必要があります。
もしそれが実現すれば脱出出来るのではないかと思います。
また、重力の影響を受けない物質を活用することでブラックホールを何らかのことにしよう出来るようになるのではないでしょうか?